・Webライターの仕事で漢字の「開く」「閉じる」ってどんな意味?
・これは漢字?それともひらがなで書くべき?
上記のような悩みはありませんか?
文章を書くとき、「ひらがな」で書くべきか「漢字」で書くべきか悩んでしまうことありますよね?
この記事では漢字の「開く」「閉じる」の意味やひらがなにした方がよい表記について解説します。
「開く」「閉じる」を理解し、分かりやすい文章を作成できるようになりましょう。
Webライター:漢字の「開く」「閉じる」とは?
まずは、漢字の「開く」「閉じる」ってなにか?を知りましょう。
- 「開く」とは、漢字で表現できる言葉をひらがなにすること
- 「閉じる」とは、ひらがな表記を漢字にすること
を言います。
クライアントさんとのやりとりでも使われる用語なので、意味を知っておきましょう。
Webライターが「開く」と「閉じる」について理解を深めると、読みやすい文章が書けるようになりますよ。
Webライター:漢字とひらがなの割合
Webライターが文章を書くうえで、漢字とひらがなのバランスについても、おさえておきましょう。
文章を書いたときに、漢字・ひらがな・カタカナの理想の割合は
- 漢字:20~30%
- ひらがな:70%
- カタカナ:0~10%
が読みやすいです。
漢字が多い文章は、パッと見ただけで読者に「内容が難しそう…。」など堅苦しい印象をあたえてしまいます。
漢字の割合を確認する無料のツールは「漢字使用率チェッカー」です。
よかったら利用してみてください。
文章をコピペするだけで、文章の漢字率を算出してくれるからおすすめだよ。
Webライター:漢字とひらがなの使い分け
ではどのように漢字とひらがなを使い分けるのでしょうか?
ここでは絶対ではありませんが、ひらがなで書く目安について紹介します。
- 接続詞は開く
- 形式名詞は開く
- 補助動詞は開く
- 副詞は開く
- 副助詞は開く
- 動詞・形容詞は開く
- 名詞は閉じる
それでは、開くものを具体的に見ていきましょう。
①「接続詞」は開く
- 然し→しかし
- 但し→ただし
- 尚→なお
- 又→また
- 併せて→あわせて
- 及び→および
- その為→そのため
- 何故なら→なぜなら
- 並びに→ならびに
- 若しくは→もしくは
- 故に→ゆえに
- 因って→よって
- 且つ→かつ
②「形式名詞」は開く
- 事→こと
- 時→とき
- 間→あいだ
- 度→たび
- 通り→とおり
- 所→ところ
③「補助動詞」は開く
- 下さい→ください
- 置く→おく
- 来る→くる
- 頂く→いただく
- 行く→いく
- お願い致します→お願いいたします
④「副詞」は開く
- 全く→まったく
- 最も→もっとも
- 予め→あらかじめ
- 更に→さらに
- 是非→ぜひ
- 時々→ときどき
- 色々な→いろいろな
- 各々→おのおの
- 極めて→きわめて
- 様々な→さまざまな
- 例えば→たとえば
- 努めて→つとめて
- 特に→とくに
⑤「副助詞」は開く
- 位→くらい
- 等→など
- 程→ほど
- 頃→ころ
- 迄→まで
⑥「形容詞」は開く
- 分かる→わかる
- 良い→よい
- 無い→ない
- 出来る→できる
- 面白い→おもしろい
漢字とひらがな、迷ったときのルール
文章を書くうえで、漢字とひらがなどちらで書いたほうがよいのか迷うこともありますよね?
先ほどもお話ししましたが、漢字とひらがなの使い分けは、公式ルールがないので絶対ではありません。
ですが、下記の2点をルールにすると迷いがなくなります。
- 発注先のクライアントのルールに従う
- 常用漢字表に記載されていない漢字を使わない
具体的にみていきましょう。
発注先のクライアントのルールに従う
まずは、受注先ごとのクライアントさんのルールに従いましょう。
Webライティングの案件として記事をかく場合、書き方のマニュアルを渡されることがあります。
マニュアルに従って行うとよいです。
マニュアルに表記について書かれていない場合は、すでに公開されている記事を参考にするとよいでしょう。
常用漢字表に記載されていない漢字を使わない
発注先のマニュアルがなく、自身で判断する場合は自分で表記ルールを決めるとよいです。
例えば、内閣府が発表している常用漢字表を参考にし、常用漢字表に記載されていない漢字は使わないなど、ルールを決めるとよいでしょう。
Webライター開く漢字のまとめ
今回は、Webライターが文章を書くときに役立つ「開く」「閉じる」について解説しました。
漢字とひらがなの割合を考えて執筆すると、より読みやすい文章ができることが分かりましたね。
全体のバランスを考え、読みやすい文章を作りましょう。